2023年8月25日

PMSについて

PMS(premenstrual syndrome)=月経前症候群

月経前症候群=PMS
(premenstrual syndrome)

月経前3~10日間の黄体後期に発症する多種多様な精神的あるいは身体的症状で、月経初来とともに減弱、消失するものを言います。

つまり生理前後の不調はすべてこの言葉でおさまるということです。


PMSの原因

PMSという言葉、女性の間では有名な言葉になってきているかと思いますが、PMSの原因ははっきりとは解明されていません。生理前の黄体期に現れるため、エストロゲンの低下が原因と言われたり、プロゲステロンの影響と言われたりもしています。

しかし生理前後というのは体の変化を伴うもので、女性は敏感にそれを感じ取りそれが精神面にも影響を与えているのかもしれません。生理中というのは出血や不快感、ナプキンの交換への配慮なども伴いますから、やはりイライラしても不思議ではないと考えられます。

PMSの治療方法

  • 低用量ピルによるホルモンの安定化、生理の回数や量の軽減

  • 漢方薬などの対症療法

  • 行動認知療法による考え方の補正や調整の仕方、リラックス方法の習得など

PMSは環境要因に影響されやすいことも指摘できます。子供が言うことをきかない、夫にイライラするというようなことも話に出てきます。しかし環境とは変化するものであり、長いこと続かないことが多いです。1年を長いと感じるかは別ですが、PMSに20年も悩まされるということはありません。環境も変化しますが、自分自身の感性も意外と変化していくものだからです。

上記の治療方法を試しても、何をしても改善の予兆がない。症状はどんどんひどくなる、という場合にはPMDD(premenstrual dysphoric disorder)=月経前不快気分障害を考慮する場合があります。

よく主治医と話し合って、診断や治療法について決めていくのが良いでしょう。

PMDDとは?

頻度はPMSの3~8%ほどで、PMDDになると、産婦人科に加えて心療内科や精神科の受診も必要になります。治療薬は低用量ピルに加えて、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)という抗うつ薬も必要になることもあります。

PMDDの診断方法

  • ほとんどの月経において月経開始前に以下の症状が1つ以上存在する ☐著しい感情の不安定性
    ☐著しい苛立たしさ、怒り、人間関係トラブル増加
    ☐激しい抑うつ気分、絶望感、自己批判の気持ちが強くなる
    ☐激しい不安、緊張、および高ぶり、いらだちの感覚
  • さらに以下の症状のうち1つ以上当てはまり、①と合わせて5つ以上当てはまる ☐通常の活動への興味がなくなる
    ☐集中困難
    ☐倦怠感、疲労、気力がない
    ☐食欲の著しい変化、過食、特定の食べ物への渇望
    ☐過眠または不眠
    ☐圧倒される、または自分を制御できない感覚
    ☐体重増加、乳房の張り、関節痛、筋肉痛

2023年8月 6日

クリニック概要

クリニック紹介

  • 玄関
    玄関
  • 院内1
    院内1
  • 院内2
    院内2
  • 処置室
    処置室
  • 院長
    院長
院名 医療法人木村会 Mieruレディースクリニック
院長 柴田 あずさ
住所 〒150-0041
東京都渋谷区神南1-15-9YUASAビル4階
TEL:03-6824-5386
休診日 月・火・祝
お支払い方法 デジスマアプリでのクレジットカード払いのみ
※VISA、MASTER、JCB
受診方法 完全予約制

診療の流れ

  • 来院診療

    1. ご予約

      アプリまたはWEBよりご予約をお願いいたします。

      WEB予約:来院までにアプリをダウンロードしていただき、問診回答をお願いいたします アプリ予約:アプリに問診回答依頼が表示されたら、来院前にゆっくりご回答ください。
    2. ご予約当日

      受付はアプリ内でチェックイン確定するかQRコードを読み取ると完了します。

    3. 診察終了

      受付で処方箋をお渡しします。

    4. お支払い

      お支払いはデジスマアプリのみとなります。クレジットカード(VISA、MASTER、JCB)のご登録が必要なため、事前にカードのご登録をお願いいたします。

    5. お薬のお受け取り

      薬局にてお薬をお受け取りください。

    6. 次回予約

      次回からはアプリで簡単に予約が可能です。

  • オンライン診療

    1. ご予約

      当院ではデジスマアプリを使用してオンライン診察を行いますのでアプリのダウンロードが必要です。予約はWEBからも可能ですが、診察時までにデジスマアプリのダウンロードを済ませ、保険証登録、クレジットカード登録、問診記入を行ってください。(お薬の受け取り方もオンライン問診記入時にお選びいただけます)

    2. ご予約当日

      予約当日にアプリにチェックインボタンが出ますので準備が整ったら、チェックインをお願いします。

      外来診療の診察もあるため、時間ちょうどに診察できないことがあります。待機してもらう場合があることご了承ください。 その場合、「外来診療中のためしばらくお待ちください。」といったメッセージが入りますのでご確認ください。

    3. 診察終了

      ビデオ通話にて診療いたします。

    4. お支払い

      お支払いはデジスマアプリのみとなります。クレジットカード(VISA、MASTER、JCB)のご登録が必要なため、事前にカードのご登録をお願いいたします。
      クレジットカードのご登録がされていればアプリで請求支払いされます。支払いのための操作は一切必要ありません。

    5. お薬のお受け取り

      お薬の受け取り方は下記2種類から選んでいただけます。受診前のオンライン問診表記入時にお選びください。

      • 処方箋を自宅へ配送
      • 自宅にお薬を配送

      【自宅にお薬を配送】をお選びいただいた方は「とどくすり」配送システムを利用いたします。

    6. 次回予約

      次回からはアプリで簡単に予約が可能です。

クリニックの特徴

当日予約可。婦人科診察すべて対応しております。

  • Strength01
    icon

    渋谷駅から
    徒歩7分

    急な症状に困った時やピル処方、定期検診、月経の悩みなどを「仕事帰りに受診したい」「待ち合わせの前に時間がある」「アクセスのいい場所に通いたい」という、忙しい女性たちのニーズに応えられるようにアクセスの良い渋谷駅の駅近に当院を開業いたしました。
  • Strength02
    icon

    女性医師による
    頼れる診療

    当院では月経困難症を専門にしておりますので、身体のことはもちろん、心のことや身の上のことも含めた全人的な視点で女性医師が診療に当たります。「困った時は、Mieruレディースクリニックに行けば何とかしてくれるだろう」そう思って頂けるような医療を提供します。
  • Strength03
    icon

    初診も再診もオンライン診療可。保険ピル対応。

    「検診の大切さはわかるけれど、なんだかめんどうで」。そう思ったことはありませんか。ご存知のように健康を守り、病気を防ぐためには定期的な検診は欠かせません。ためらう女性たちにも、気軽に受診してもらいたい。そんな思いから、オンライン診療を取り入れました。

診療案内はこちら

2023年8月 2日

子ども及び高齢者インフルエンザ予防接種

  • 実施期間 令和5年10月1日~令和6年1月31日
  • 対象者 渋谷区在住の女性
    ※60歳以上は区外の方も対象です

自費でのワクチン接種も4500円で可能です。

年齢ごとの接種回数

1歳から12歳に相当する者接種回数2回
※4週間ほどあけて2回目をうちます
13歳から中学3年生(15歳)接種回数1回
65歳以上の者接種回数1回
60歳から64歳の厚生労働省令で定める者接種回数1回

AMH検査

プレコンセプションケアに関わる東京都の取り組み

プレコンセプションケアに関わる東京都の取り組み

東京都では、若い世代がプレコンセプションケアに興味・関心を持ち、取り組むきっかけとなるよう「TOKYOプレコンゼミ」を新たに開催しています。

当院では、このプレコンゼミに参加した方でAMH検査の希望がある方を対象に、検査を無料で行うことができます。


プレコンセプションケアとは

コンセプション(conception)は受胎、つまりお腹の中に新しい命を授かることを言います。
プレコンセプションケアとは、将来の妊娠を考えながら、女性やカップルが自分たちの生活や健康に向き合うことです。

TOKYOプレコンゼミ

妊娠・出産をこれから考えるカップル(原則、男女とも都内在住の18~39歳)を対象にプレコンセプションケアや男性を含む不妊症、妊娠・出産前のヘルスチェック(AMH検査、風疹抗体検査等)の正しい知識や情報を提供

TOKYOプレコンゼミ申し込み

助成対象

TOKYOプレコンゼミを受講し、検査のことを正しく理解した上で希望する方に、検査・検査結果の説明・助言を実施しています。
(事業についてのアンケートへの協力してもらいます。)

AMH検査とは

卵巣内に卵子がどの程度残っているのか調べる検査です。年齢が高くなればなるほど残存卵子は減っていくため、今後の妊娠の計画を立てる上で重要な指針となってきます。
血液検査で測ることができます。

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