2024年5月23日

風疹ワクチンについて

風疹ワクチンについて

風疹ワクチンについて

風しんワクチン(主に接種されているのは、麻しん風しん混合ワクチン)を接種することによって、95%以上の人が風しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。

また、2回の接種を受けることで1回の接種では免疫が付かなかった方の多くに免疫をつけることができます。


さらに、接種後年数の経過と共に、免疫が低下してきた人に対しては、
追加のワクチンを受けることで免疫を増強させる効果があります。

ワクチン接種後の副反応

最も多く見られるのは発熱です。接種後1週間前後に最も頻度が高いですが、接種して2週間以内に発熱を認める人が約13%います。その他には、接種後1週間前後に発疹を認める人が数%います。

アレルギー反応として

  • じんま疹約3%
  • 発熱に伴うけいれん約0.3%

があります。

2回目の接種

接種局所の反応が見られる場合がありますが、発熱、発疹の頻度は極めて低いのが現状です。

稀な副反応として脳炎・脳症が100万~150万人に1人以下の頻度で報告されていますが、ワクチンとの因果関係が明らかでない場合も含まれています。

なお、麻しん含有ワクチンは、ニワトリの胚細胞を用いて製造されており、卵そのものを使っていないため卵アレルギーによるアレルギー反応の心配はほとんどないとされています。しかし、重度のアレルギー(アナフィラキシー反応の既往のある人など)のある方は、ワクチンに含まれるその他の成分によるアレルギー反応が生ずる可能性もあるので、接種時にかかりつけの医師に相談してください。

妊娠前の接種を推奨

妊娠初期(20週以前)に風しんにかかると、胎児に感染し、赤ちゃんが難聴・白内障・先天性心疾患を特徴とする先天性風しん症候群を持ってうまれてくる可能性が高くなります。

妊娠前であれば未接種・未り患の場合、ワクチン接種を受けることを積極的に検討すべきですが、既に妊娠しているのであればワクチン接種を受けることが出来ません。

現在、風疹麻疹混合ワクチンが入手困難となっているため、抗体価の低い人に対しては、自費診療で風疹ワクチンの接種(5000円)となります。

ブライダルチェック

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ブライダルチェック
  • 結婚を前に自分の体が健康であるか確認したい
  • 結婚したら、そのあと妊娠も考えてるし、赤ちゃんの健康を考えて感染症がないか確認したい
  • 自分になにか病気がないか知りたい
  • 健康診断最近受けていなかった・・・

など20~40代の女性は色々な考えや不安を持っています。


ブライダルチェックはそんな女性達の不安を払拭し、
今後計画を立てる上で役立つ情報として選択肢の一つとして注目されています。

ブライダルチェックの内容

  • クラミジア
  • 淋菌
  • HIV
  • 梅毒
  • HBV
  • HCV
  • 風疹抗体

一般的な性感染症に加えて、妊娠中赤ちゃんに先天異常を来たす重要な病気として風疹抗体の量を確認する検査が入っています。

これら以外に

  • 子宮頸がん検診 保険1500円 自費5000円
  • 経腟超音波検査 保険1500円 自費5000円

をご希望の方は、ご相談ください。

また、卵巣予備能としてAMH検査(6000円)も可能です。

2024年5月11日

LINEメニューの不具合

LINEメニューが表示されない不具合を訂正しました。

2024年5月 2日

HPV自己検査キット「エヴァリンブラシ」郵送できます

HPVセルフチェック「エヴァリンブラシ」について

HPVセルフチェック「エヴァリンブラシ」について

HPVセルフチェック
「エヴァリンブラシ」

子宮頸がん検診はなるべく受けてほしいのですが、なかなか「予約がめんどう」「時間がない」「恥ずかしい」などの理由から受診は100%とはいかないようです。

そこで当院では未受診を解消すべく、HPV自己検査キットの郵送を行っています。


当院で採用しているキット
「エヴァリンブラシ」

当院で採用しているキット「エヴァリンブラシ」

当院で採用しているキット「エヴァリンブラシ」は、世界的にもスタンダートな手法として知見があること、感度・特異度ともに医師採取と同等であること、使用者の満足度が高いことが利点として挙げられています。

エヴァリンブラシを使えば、診察なしに自宅にて手軽にHPVの有無を確認することができます。

製品情報はこちら



自己採取のメリット

自己採取のメリット

自宅で手軽に、
リラックスした状態で

自己採取の一番の利点は、なんといっても自宅にいながらHPV検査を受けられることです。検査を受けたいと思っても、病院に行って検査を受けることに抵抗を感じる女性は少なくありません。

自宅で手軽に、リラックスした状態で受けられるため、自己採取HPV 検査を実際に受けた日本人女性の90%がもう一度試したいと回答しました。

また、近くに子宮頸がん検診を受けられる病院がない場合でも、自己採取であれば場所を問わず受診が可能です。
自己採取で大丈夫なの?

自己採取で大丈夫なの?

ハイリスクHPVにおいて自己採取HPVと医師採取HPVでは、一致率97.5%ととても高いことが報告されています。

自己採取HPV検査は、子宮頸部の細胞を盲目的に採取するものではなく、膣内の粘液を採取するものなので、医師が採取した結果との一致率が高くなります。

自己採取HPV検査で陽性となった場合、細胞に異常な変化がないかを調べるため医師による細胞採取検査を、医療機関で受診してください。
料金8000円(郵送料込み)

検査の流れ

  • 予約より、「HPV自己検査キット」を選択し、便宜的に予約日時を入れます。
    (予約した日時の受診の必要はありません。)

  • 住所・氏名やクレジットカード番号等を入力します。

  • 問診に解答してください。

  • 自宅にキットが届きます。

  • ご自身で検体を採取し、検査キットを返送します。


結果について

  • 陽性 早めに検診を受けることをお勧めします。 HPV陽性=がんというわけではありませんが、リスクが存在します。
  • 陰性 陰性の場合、今年後の検診を受ける必要はありません。 しかしHPVは身近なウイルスです。今後、感染する可能性はありますので来年度以降の定期的な検診を受けてください。

我が国では、年間約1万人が子宮頸がんに罹患し、約2,900人が死亡しています。

子宮頸がんの原因はHPV感染であり、HPVワクチンの接種と子宮頸がん検診で予防することができます。
しかし、約9年間にわたるワクチン接種の積極的勧奨の中断と先進国の中でも低い検診受診率により、近年、若い女性を中心に、子宮頸がんの罹患率や死亡率が増加しています。
子宮頸がんの予防対策の推進は重大な課題の一つです。

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