ピルの内服忘れが多い人へ。避妊インプラントという選択肢

ピルの内服忘れが多い人へ。避妊インプラントという選択肢

なぜ"ピルを続けられない女性"は多いのか?
婦人科医が感じる「避妊の現実」と避妊インプラントという選択肢
婦人科で診療していると、
「ピルを飲み忘れてしまいました」
「気づいたら飲めていませんでした」
という相談は、実はとても多くあります。
低用量ピルは、避妊だけではなく、
•生理痛
•PMS
•月経不順
などにも効果が期待できる、とても良い薬です。
一方で、
"毎日内服を続ける"
というのは、思っている以上に大変です。
特に、
•仕事が忙しい
•夜勤がある
•生活リズムが不規則
•ADHD傾向
•育児中
などの方では、
「飲み忘れ」は珍しいことではありません。
しかし避妊は、
"たまに忘れる"
だけでも成立しなくなることがあります。
婦人科医として診療していると、
「ちゃんとしなきゃと思っていたのに」
「自分を責めてしまう」
という患者さんにも多く出会います。
避妊は、
"意思が弱いかどうか"
ではありません。
生活スタイルに合った方法を選ぶことが大切です。
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「ミレーナは怖い」という声も少なくありません
長期間の避妊法として有名なのがミレーナです。
ミレーナは、
子宮の中に挿入する器具で、
•過多月経
•月経困難症
などにも非常に有効です。
一方で、
•内診が苦手
•子宮に器具を入れるのが怖い
•痛みが不安
•未経産で抵抗がある
という理由から、
ハードルを感じる方もいます。
実際、婦人科の診察台そのものに強い緊張を感じる患者さんは少なくありません。
そこで最近、
新しい選択肢として注目されているのが
「避妊インプラント」です。
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避妊インプラントは、"腕に入れる避妊法"
避妊インプラントは、
二の腕の皮下に小さな器具を挿入する方法です。
ピルのように毎日飲む必要がなく、
ミレーナのように子宮内へ挿入する必要もありません。
そのため、
•飲み忘れたくない
•内診が苦手
•子宮に器具を入れたくない
という方にとって、
ちょうど"中間"のような存在になることがあります。
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「避妊」は、"その人らしい生活"を守ること
避妊というと、
どうしても「妊娠を防ぐ」という面だけが注目されがちです。
しかし実際には、
•学業
•仕事
•キャリア
•パートナーシップ
•出産のタイミング
など、
人生設計そのものに関わっています。
婦人科では、
「どの避妊法が一番良いか」
ではなく、
"その人の生活に合うか"
を大切にしています。
毎日飲める人にはピルが合うかもしれません。
月経量を減らしたい方にはミレーナが向いているかもしれません。
一方で、
「忙しくて忘れてしまう」
「内診が怖い」
という方には、
避妊インプラントが良い選択肢になることもあります。
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最後に
避妊法には、それぞれメリット・デメリットがあります。
大切なのは、
「ちゃんと続けられること」
そして、
「自分に合っていること」です。
避妊について、
誰にも相談できず悩んでいる方も少なくありません。
気になることがあれば、
お気軽に婦人科でご相談ください。

当院では¥66000(局所麻酔込み 税込み)で当日施術可能です。

監修医師の紹介

Mieruレディースクリニック院長柴田あずさ

Mieruレディースクリニック
院長 柴田 あずさ

日本産科婦人科学会専門医として産婦人科の病院・クリニックで研磨を重ね、2023年5月にMieruレディースクリニックを開業

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